将来を考えるきっかけは、
中学1年生の時の海外ボランティア活動
中学生1年生の時に、レバノンでのボランティア活動を通して、子供の教育関係の仕事に就きたいと考えていたK.Uさん。しかし、教育面だけを整えてもその国に雇用がなければ意味がないと思い、漠然と国の発展やインフラに関わる仕事をしたいと考えるようになったという。シールドマシンが、下水・ケーブル・地下鉄・高速道路など、インフラを支えていることや会社として海外市場にも力を入れていると知り、グローバルにインフラ整備に関わる仕事で活躍したいと考えていた。
現在はODA案件に向けた
受注活動に携わり
世界のインフラ整備に貢献している
現在ODA案件の積算・見積対応・契約交渉・代金回収を行っている。また、受注後の工事フォローや、追加部品の見積対応、輸出業務管理、SV派遣手続きなど、様々な業務をこなす。
最も印象に残っているのは、
マシン模型の現地納品・組立に立ち会ったこと
フィリピン向け模型6台を受注。長さ2m以上、高さ1.5m以上ある大型模型であるが、
現地開梱時に一部破損が発覚し日本で補修をしなければいけない、というところでK.Uさんに業務が引き継がれた。
破損部品の日本での補修はもちろん、同じミスでお客様に迷惑をかけてしまうことのないよう、
出荷を控えていた残りの模型に対しても、梱包方法の工夫や輸送業者との綿密な調整を行い、
現地での納品・組立に臨んだ。フィリピン国内は道路が整っていないところも多く、
実際に現地で動作を確かめるまでは安心できない状態であったが、
お客様・模型メーカーと納品場所をまわり、無事に全ての模型が動いた時はほっと胸をなでおろしたという。
休日は陶芸で頭の中をリセット
「陶芸は没頭できるので、脳をリセットできるところが良いんです。」と笑顔で話すK.Uさん。自分が作った植木鉢、食器、お香立て、そして、コーヒードリッパー…。それらに囲まれている生活が大好きなのだそう。長期休暇も多いので、コロナ前は年2回の海外旅行にも行っていたという。静と動をあわせもつ魅力がまぶしい。