超大型の回転機械にロマンを感じた
他の製品にはない超大型の回転機械にロマンを感じ、この製造に携わってみたいという想いで入社を希望したというK.Sさん。当社が英仏海峡トンネルや東京湾横断トンネル等、国内外で有名な道路トンネルに数多く関わってきたことを知り、自分もそのようなプロジェクトに関わりたいと感じたそうだ。
計画通り組立てられていく様子を
現場で日々見ることが好き
現在、工場内でのシールドマシンの総合組立・運転調整をする部門で生産の品質・工程・安全を管理するスタッフ業務を担当している。組立開始の数か月前の時点で2Dの図面を見て、組み上がっていく姿を想像しながら、様々な検討を行ったうえで、組立開始を迎える。好きなところは、「自分が組立計画したマシンが計画通り組立てられていく様子を現場で日々見ることができること」、「工事に携わる多くの方々の協力のもと、皆同じ目標に向かって進めていくこと」、そして「新聞等のメディアで公開されることで、社会貢献を感じることができること」。重工メーカーの他製品よりも、メディアに取り上げられる頻度が多く、地図上に残る様なプロジェクトが多いのも社会貢献を強く実感できることが嬉しいと語る。
地球を削って空間を生み出す
過酷さに心をうたれた
初めて行った現地出張は広島だった。ついたときマシンは停止中だったが、実際に掘削している最中のマシンの中に入り、更にはチャンバー内(掘削中のマシン切羽側の空間)にも入った。地球を削って空間を生み出す過酷さや、トンネル工事の規模の大きさなど、普段工場で見るだけではイメージできなかった部分も、より具体的なイメージを持つことができるきっかけになった。
いつか貫通のタイミングを見届けたい
海外での製造に携わる機会があれば担当してみたいと思っているK.Sさん。できれば、自分が担当したマシンで、現地で掘削中のマシンの中に入り、貫通のタイミングをお客様と一緒に見届けたいという想いがあるという。是非その夢をかなえてほしい。マシンへの熱い想いを語り終えた後、「休日は家族と車で出かけたり、長期休みには実家に帰省してゆっくり過ごしたりしています。」と、一転してほんわかした雰囲気になったK.Sさん。素敵な笑顔だった。